ビリャレアルは27日、今季のリーグ戦初戦を迎えるバルセロナと対戦する。アウェーのカンプ・ノウで行われる一戦に向け、試合当日のスペイン各紙は久保建英をリーグ開幕から3戦連続のベンチスタートと予想している。

スペイン紙マルカ、アスともに、エメリ監督がバルセロナ戦に向け前節エイバル戦同様の4-4-2で臨むと予想。久保は少年時代にバルセロナの下部組織に所属しており、その“古巣”との対戦で控えになるとしている。先発メンバーについて、前節と同じようにチュクウェゼ、パレホ、コクラン、チュクウェゼ、モイ・ゴメスが中盤を形成し、ジェラール・モレノとアルカセルが2トップでプレーするとみている。

久保はマジョルカ時代の昨シーズン、昨年12月7日に行われたバルセロナ戦に先発出場してカンプ・ノウデビューを果たした。レアル・マドリードと契約を結んだことにより、7万人を超えるスタンドの観衆からボールを持つたびに激しいブーイングを浴びた。メッシのハットトリックの大活躍などにより、チームが2-5で敗れた中、マルカ紙より同試合のチームMVPに選出されている。(高橋智行通信員)