フランス・プロサッカーリーグの規律委員会は9月30日、人種差別的な暴言や同性愛嫌悪発言があったと疑われていたパリ・サンジェルマンのFWネイマールとマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスに「証拠不十分」で処分を科さないと発表した。

試合終了間際の乱闘で5人の退場者を出した9月13日のパリ・サンジェルマン-マルセイユ戦で、ネイマールはゴンサレスから「猿」と呼ばれたと主張していた。マルセイユはクラブ公式ツイッターで「ゴンサレスに対する規律委員会の決定には満足している」と述べた。

試合中に暴力行為で報復したネイマールは退場処分を受け、16日に2試合の出場停止処分が発表されていたが、ネイマールもマルセイユのDF酒井宏樹に対して人種差別発言を行った疑いが持たれていた。