バルセロナがフェレンツバロシュ(ハンガリー)戦で5-1の大勝を成し遂げた中、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が新たな記録を打ち立てたことを、スペイン紙スポルト電子版が報じている。

前半27分のPKによる先制点は、メッシにとって欧州チャンピオンズリーグでの16シーズン連続得点となり、同大会の最多シーズン連続得点記録保持者のライアン・ギグスに並ぶことになった。

メッシは04年から20年、ギグスは96年から12年にかけて欧州CLで16シーズン連続得点を記録している。クリスティアーノ・ロナウドも今季、同記録に並ぶ可能性がある。

また、フェレンツバロシュはメッシにとって、欧州チャンピオンズリーグで36番目にゴールを決めた相手となり、異なる36チームから得点というのは大会史上の最多記録である。

メッシに続き、クリスティアーノ・ロナウドとラウルが33チーム、ベンゼマ、イブラヒモビッチが29チーム相手に得点を記録している。

メッシはこれまでに同大会で通算41チームと対戦し、得点を奪えなかったのはルビン、アトレチコ・マドリード、ベンフィカ、ウディネーゼ、インテル・ミラノの5チームだけという。(高橋智行通信員)