サンプドリアDF吉田麻也(32)が3試合連続でスタメン出場し、チームの3連勝に貢献した。DFトネッリとのセンターバックコンビでお互いにイエローカードを1枚ずつ受ける激しいディフェンスをみせ、後半35分のPKによる1失点のみに抑えきった。

試合はサンプドリアが前半13分にFWクアリャレッラのゴールで先制。前半終了間際にクアリャレッラがPKを失敗したものの、後半14分にはMFトルスピーが追加点。2-1で迎えた後半ロスタイムにMFヤンクトがカウンターから追加点を挙げ、勝利を決定づけた。

これで吉田が今季初先発した10月2日のフィオレンティナ戦から3連勝となった。吉田が守備に入って安定感が増し、チームも暫定4位に浮上。試合前会見でラニエリ監督は「アタランタは完璧なマシンのようで組織的。トップレベルの個性もある」と警戒していたが、敵地で価値ある勝ち点3を手にした。