ホームのハノーバーはMF原口元気(29)が決勝点となる先制ゴールをアシスト、2得点に絡む活躍をみせた。後半12分、右サイドを深く切り込み、右クロスでMFムスリヤのゴールをアシストした。続く同19分にはペナルティーエリア内のドリブル突破で倒され、PKを獲得。キッカーを務めたFWドゥクシュが決めた。同21分に途中交代すると、ベンチスタートのDF室屋成(26)が同21分から途中出場。同40分に相手オウンゴールで追加点を挙げて3-0で快勝した。

これでホームでは3連勝となり、コカック監督は「結果にも試合内容にも満足。試合を完全にコントロールできた」と合格点を出した。原口のアシストで得点したムスリヤは「長い時間を支配できた。後半は積極的になれた。個人的には満足している」と言えば、原口が獲得したPKをきめたドゥクシュは「PKには満足している。最初の1分から良いパフォーマンスができ、誇りに思っている」と胸を張っていた。