伝統の一戦「クラシコ」はレアル・マドリードが3-1でバルセロナを下し、暫定首位に立った。1-1で迎えた後半18分にVAR(ビデオ判定)によってDFセルヒオラモスがゴール前で倒されたとしてPK獲得、これを決めて勝ち越した。さらに試合終了間際にMFモドリッチのダメ押し弾が決まった。

敗れたバルセロナのクーマン監督は、勝負の分かれ目となったVAR判定に不満をもらした。セルヒオラモスの方が先にバルセロナDFを引っ張ったと主張、倒れ方の不自然さを指摘した上、「いつもVARが使用されるのは相手ばかり」と不公平感さえ訴えた。一方で好材料は前半8分に得点したFWファティで、17歳359日のゴールはクラシコ史上最年少、クラブにとってクラシコ通算400ゴールの節目だった。