首位レアル・ソシエダードの元スペイン代表MFダビド・シルバ(34)の存在感が際立つ。25日のウエスカ戦で2アシストをマークし、4-1の勝利に大きく貢献した。

2-1の後半23分、敵陣右サイドで相手2人に囲まれながらもすり抜け、ペナルティーエリア手前からのスルーパスでFWポルトゥのゴールをお膳立て。後半30分には自陣左サイドからのロングパスをFWイサクの足元にピタリと合わせ、ダメ押し点をアシストした。

34歳のシルバは今夏、昨季まで10シーズン在籍したマンチェスター・シティー(イングランド)を契約満了で退団。4度のプレミアリーグ優勝などに貢献したMFは、新天地でいきなり新型コロナウイルスに感染したが、回復後は徐々に本領を発揮。背番号21の前線にラストパスを供給する能力はまったくさび付いておらず、昨季の背番号21でノルウェー代表MFウーデゴール(レアル・マドリード)が抜けた穴を感じさせない。

スペイン1部リーグはRソシエダードが7試合で勝ち点14。1試合消化の少ないRマドリードとグラナダが勝ち点13で続く。バルセロナは5試合で2勝1分け2敗の勝ち点7の12位と出遅れている。