スペイン1部リーグで、「のび太」の愛称でも知られるバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が27日、クラブ公式サイトなどで、自身を含めたクラブ幹部の総辞職を発表した。

昨季の欧州チャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2-8で歴史的な大敗を喫し、その後、絶対的な存在、まるで「ドラえもん」のように“魔法の道具”で、次々とピッチ上の難題を解決してきた絶対的存在、エースFWリオネル・メッシとの確執による退団騒動などでサポーターから「NO」を突き付けられていた。

これら一連の責任を取る形となった。

メッシは残留したが、先日の宿敵レアル・マドリードとの伝統の一戦、クラシコにも敗れるなど、ロナルド・クーマン監督の新体制でもスッキリしない状況が続いていた。

「のび太」の愛称は、もちろん人気漫画『ドラえもん』から。バルメトウ会長のメガネをかけ、一見、おっとりとしたその風貌から、親しみを込めて、そう呼ばれたこともあった。