ユベントスのスペイン人FWアルバロ・モラタ(28)が28日、欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第2戦バルセロナ戦で3度ゴールを決めるも全て取り消しになり、ハットトリックを達成することができなかった。しかしこれはモラタにとって初めてのことではないと、スペイン紙マルカが29日に報じている。

モラタはバルセロナ戦、前半15分、同30分、後半10分とバルセロナ相手にゴールネットを揺らしたが、全てオフサイドの判定によりノーゴールとなった。最初2つのゴールは副審、3度目はVARのモニター確認後に取り消しとなっている。

得点が全て無効になったモラタだが、これはプロキャリアの中、初めてのことではなかった。過去、レアル・マドリード時代の2016-17シーズン、2017年3月1日にホームで行われたスペイン1部リーグ第25節ラス・パルマス戦でも3度のゴールを全て取り消され、チームは3-3で引き分けていた。

当時はまだVARが導入されておらず、前半1分、同11分、後半25分に決めた得点が全てオフサイドで取り消されたが、3度目の判定は誤審と伝えられていた。(高橋智行通信員)