元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が30日に60歳の誕生日を迎えた。国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトではこれを祝福する特設ページが組まれ、現役時代の貴重な映像とともに、マラドーナ氏のこれまでの歩みを紹介している。

A代表デビューは77年2月のハンガリー戦。このときマラドーナ氏は16歳4カ月で、これは今も破られていないアルゼンチン代表での最年少出場記録だ。

79年にはワールドユース選手権(現在のU-20W杯)で優勝し、最優秀選手賞である「アディダスゴールデンボール賞」を受賞。

82年にはスペイン大会でW杯初出場を果たしたが、ブラジル戦でレッドカードをもらい退場、チームも敗れて敗退するという、ほろ苦い結果に終わった。

86年のW杯メキシコ大会では、イングランドとの準々決勝で伝説の「神の手ゴール」が生まれた。同大会でW杯初優勝を成し遂げると、90年、94年と計4度のW杯に出場した。出場試合数は21で、アルゼンチン代表でのW杯最多出場記録となっている。