ビリャレアルのウナイ・エメリ監督(49)が「今日は素晴らしい90分間をやり遂げた」と喜んだ。

MF久保建英が所属するビリャレアルは5日、ホームでの欧州リーグ1次リーグ第3戦マカビ・テルアビブ(イスラエル)戦に勝利。エメリ監督は試合後の記者会見で4-0の圧勝を収めたことについて次のように振り返った。

「我々はこれまで自分たちが改善し、成長し続けることができると話していたし、最近の欧州リーグで我々は良いゲームをしていたが、何か足りないものがあった。しかし今日は素晴らしい90分間をやり遂げ、相手にチャンスを与えずに、さらなる1歩を踏み出すことができたよ」。

そして「この勝ち点3の重要性により我々は首位に立ち、1次リーグを半分終え、目標により近づいている。まだ試合は残されているし、長距離の遠征が2回あるけどね。そして今日、我々は若手と経験豊富な選手の間のバランスをうまく見つけることができた」と大きな収穫があったことを強調した。

試合開始を1時間10分遅らせた大雨については「滝のような雨が降っていたが、クラブの運営者の素晴らしい仕事ぶりが非常に重要だった。ピッチはとてもいい状態だったよ」と言及している。

欧州リーグ1次リーグ3連勝を成し遂げたビリャレアルは今季ここまで、公式戦11試合を戦い7勝3分け1敗と素晴らしい成績を残している。次は8日にスペインリーグ第9節でヘタフェとアウェーで対戦する。(高橋智行通信員)