ビリャレアルは26日、欧州リーグ1次リーグ第4節でマカビ・テルアビブ(イスラエル)とアウェーで対戦し、1-1で引き分けた。

この試合で公式戦3試合ぶり、そして同大会4試合連続で先発出場を果たした日本代表MF久保建英(19)について、試合翌日のスペイン各紙の評価は低かった。

マカビ・テルアビブ戦に先発出場して4-3-3の左ウイングでプレーした久保について、ビリャレアルの地元紙エル・ペリオディコ・メディテラネオは「ほとんどプレーに関与できず、彼にとってイスラエルで最高の日とはならなかった。63分に交代させられた」と酷評。チーム最低の4点(最高10点)をつけた。その他、9選手が6点、6選手が5点となっている。

スペイン紙マルカの評価は1点(最高3点)。その他、ルベン・ペーニャ、ペドラサ、バエナ、バッカの4選手がチームトップの2点、それ以外の11選手は久保と同じ1点だった。

また、同紙はこの日の久保について、「タケ・クボにとって、彼の周囲が要求するような出場時間を得るのに相応しいことを証明する絶好の機会だったがそうはならなかった」と素晴らしいパフォーマンスではなかったことを指摘した。

スペイン紙アスの久保評価も1点(最高3点)。バエナ、トリゲロス、バッカ、パレホ、ジェラール・モレノの5選手がチームトップの2点、フォイスとフネス・モリが最低の0点、イボラが採点なし、それ以外の7選手が久保同様に1点だった。

ビリャレアルは3勝1分けの勝ち点10で欧州リーグ1次リーグI組の首位をキープ。マカビ・テルアビブが勝ち点7、シワススポル(トルコ)が勝ち点6、カラバフ(アゼルバイジャン)が勝ち点0で続いている。チームはこの後、中2日でリーグ戦に臨み、アウェーで首位のRソシエダードと対戦する。(高橋智行通信員)