FW大迫勇也が所属するブレーメンはアウェーでウォルフスブルクに3-5で逆転負けした。

大迫は9月19日の開幕戦以来、今季2度目の先発を果たし、前半13分、左サイド奥で相手DFラクロワに体を寄せ鮮やかにボールを奪ってクロスを送り、MFビッテンコートの先制点をアシストした。

しかし、これがこの試合のゴールラッシュの幕開けとなり、ウォルフスブルクが同22分、25分に立て続けにゴールを決めてあっさりと逆転。同36分にブレーメンがCKから交代出場のMFメーバルドが頭で流し込んで同点に追いついたが、ウォルフスブルクが直後の同37分にキックオフからボールをつないでFWベフホルストが押し込み、前半をウォルフスブルクが3-2とリードして折り返した。

ブレーメンは後半開始直後の2分、左サイドのスローインを受けた大迫の相手DF裏へのパスでFWラシカが左サイドを突破し、クロスがオウンゴールを誘って再び同点に追いついた。しかし、同31分、ウォルフスブルクは左クロスをベフホルストが豪快に頭でたたき込んで勝ち越しに成功。同35分にブレーメンのメーバルドが2枚目のイエローカードで退場となり、数的優位に立ったウォルフスブルクは同ロスタイム、カウンターからFWビアレックがダメ押しゴールを決めた。

2点に絡んだ大迫は後半39分までプレーした。

6試合白星のないブレーメンは2勝5分け2敗の勝ち点11で9位。

なお、試合前にはマラドーナ氏の死を悼み、1分間の黙とうがささげられた。