バルセロナがドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(20)獲得を狙い、その動向を追っている可能性があるとスペイン紙スポルト電子版が1日に報じた。

同紙によると、ドルトムントで記録を破り続け、世界のサッカー界で特に将来性豊かなハーランドについて、欧州のビッグクラブが注目しているとのこと。そんな中、バルセロナがマンチェスター・シティー、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、パリ・サンジェルマンなどとともに、今後10年間、世界最高のセンターフォワードになる全ての資質を備えた若きノルウェー代表FWの動向を注意深く見守っているという。

またハーランドに関しては以前よりレアル・マドリードが22年に獲得に動くと報じられている。

しかしバルセロナは新型コロナウイルスの影響を財政面に大きく受けているため、現時点では獲得競争の勝つことができないことを認識しているとのこと。ドルトムントはハーランドを放出する場合、移籍金として約1億ユーロ(約125億円)を要求することを考えているとのことだが、この金額はバルセロナにとって、複数の選手を放出しない限り、獲得が不可能な金額であると同紙は伝えている。

ハーランドのドルトムントとの契約は24年6月30日まで残っており、移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」の市場価値は1億ユーロ(約125億円)で、世界で7番目に高額なFWになっている。(高橋智行通信員)