堅固な守備を大きな武器にスペインリーグで首位に立っているアトレチコ・マドリードが現在、欧州5大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランス)で最も失点率の低いクラブになっていると、スペイン紙マルカが15日に報じている。

Aマドリードは今季ここまでリーグ戦16試合を戦い失点数はわずか6、欧州5大リーグで唯一失点数が1けたのクラブになっている。1試合平均の失点率は0.38。これも欧州5大リーグで最も優れた数字である。チームが大成功を収める中、スロベニア代表GKヤン・オブラクは全試合にフル出場し、特に際立つ活躍を見せる選手となっている。

Aマドリードに続き1試合平均の失点率が低いのは、パリ・サンジェルマン(フランス)で0.58失点(19試合11失点)。

リール(フランス)が0.74失点(19試合14失点)で3位、ライプチヒ(ドイツ)が0.80失点(15試合12失点)で4位、レアル・マドリード(スペイン)が0.83失点(18試合15失点)で5位。レアル・ソシエダード(スペイン)が0.84失点(19試合16失点)で6位、マンチェスター・シティー(イングランド)が0.87失点(15試合13失点)で7位、セビリア(スペイン)が0.88失点(17試合15失点)で8位、トットナム(イングランド)が0.94失点(16試合15失点)で9位、マルセイユ(フランス)が0.94失点(17試合16失点)で10位となっている。

トップテンの内訳はスペイン4クラブ、フランス3クラブ、イングランド2クラブ、ドイツ1クラブ。一方、イタリア勢でトップテン入りしているクラブは1つもない。(高橋智行通信員)