バルセロナは17日、スペイン・スーパー杯決勝でビルバオと対戦する。この一戦に向け、フィジカル面に問題があったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が先発出場すると、スペイン紙スポルトが同日報じている。

メッシは先発出場した9日のスペインリーグ第18節グラナダ戦で、前半に2得点を記録するも左足大腿(だいたい)二頭筋を負傷し、後半20分に途中交代を余儀なくされた。13日に行われたスペイン・スーパー杯準決勝レアル・ソシエダード戦に回復が間に合わず、欠場していた。

その後、試合前日の16日に行われたグループ練習に復帰すると、ビルバオ戦当日午前中に行われた最終調整にも問題なく参加し、すでに故障から回復しているため、同紙はメッシが先発出場すると伝えている。

バルセロナのロナルド・クーマン監督は試合前日の16日に行われた記者会見でメッシのコンディションについて、「レオは昨日(15日)、個人的にトレーニングを実施していたので、我々はこの後、彼がプレーできるかどうか様子を見るつもりだ。最後の決定権は彼にある。レオ自身が自分の体のことを分かっているからね。我々は明日の午前中まで待つつもりだが、試合に出られることを願っている」とビルバオ戦出場の判断がメッシ自身に委ねられていることを強調していた。(高橋智行通信員)