ヘタフェは20日、スペインリーグ第19節でウエスカとホームで対戦し、1-0で勝利した。初先発を飾った日本代表MF久保建英(19)について、スペイン紙は高評価している。

スペイン紙マルカはウエスカ戦でヘタフェでの初スタメン入りを果たし、右サイドハーフでプレーした久保の評価について、2点(最高3点)をつけた。チームトップは決勝点を記録したアランバリで3点。続いてジェネ、マクシモビッチ、アレニャ、ククレジャの4選手が久保と同じ2点、終盤に出場したティモールとイグレシアスは評価なく、それ以外の7選手は1点。また、ウエスカの岡崎慎司の評価は1点だった。

スペイン紙アスの久保評価も2点(最高3点)。アランバリがチームトップの3点、ジェネ、マクシモビッチ、アレニャの3選手が2点、ポルティージョ、ティモール、イグレシアスの3選手は評価なし、それ以外の7選手は1点だった。一方、岡崎は評価なしとなっている。

アス紙はこの日の久保について、「注目に値した。フィジカル面が限界に達した時に交代した。前半、素晴らしいテクニカルなアクションを見せ、ガランとのデュエルはその間で最高のものだった」と大絶賛している。

リーグ戦2連勝を達成したヘタフェのリーグ戦成績は、18試合6勝5分け7敗の勝ち点23で、暫定ながら順位を10位に上げている。次節、25日にスペイン・スーパー杯を制したばかりのビルバオとアウェーで対戦する。

(高橋智行通信員)