リバプールが、ユルゲン・クロップ監督(53)の後任として、クラブOBで現在スコットランド1部首位レンジャーズの指揮を執るスティーブン・ジェラード氏(40)の早期就任を視野に入れていると、英ミラー電子版が報じた。

同紙によると、昨年リバプールを30年ぶりリーグ制覇に導いたクロップ監督は、レーウ監督の後がまとしてドイツ代表の指揮を執る可能性が高いという。

レーウ監督は22年W杯カタール大会までチームを率いる契約。だが今夏の欧州選手権での結果しだいでは予定より早い退任もあり得る状況だ。その場合、ドイツ協会はクロップ監督に就任を打診する見通しで、同監督もオファーを拒否することはできないだろうとみられている。

そのためリバプールのヘンリー筆頭オーナーとワーナー・チェアマンはジェラード氏を注視し続けている。クラブのレジェンドで元監督のケニー・ダルグリッシュ氏もジェラード氏の指導能力に太鼓判を押しており、今後の成り行きが注目されている。