プレミアリーグの放映権の収入が、海外のテレビ局と契約を締結したことで、初めて100億ポンド(約1兆6000億円)を超えたと10日付英ミラー電子版が報じた。

各クラブは多額の収益を受け取ることになるが、最下位のクラブでも1億ポンド(約160億円)を手に入れることになる。

米国を含む世界各国で、来年以降へ向けた放映権に関する入札合戦が行われた。特に米国の放映権料が大幅に高騰し、12億ポンド(約1920億円)がこれまでの金額に上乗せされて53億ポンド(約8500億円)になった。

またコマーシャルやスポンサー契約料なども加わり、合計で105億ポンド(約1兆6800億円)という史上最高額になった。優勝チームが1億7600万ポンド(約282億円)を手に入れるなど、プレミアリーグ20チームを合わせると総額16億ポンド(約2570億円)にのぼる。

さらに降格したチームを援助する目的(選手の退団が加速するため)で通常支払われている「パラシュートペイメント」に関する話し合いも行われる予定だという。(A・アウグスティニャク通信員)