香川「悲しい出来事」3カ月ぶりゴールもファン死亡

<ブンデスリーガ:ドルトムント2-0マインツ>◇13日◇ドルトムント

 ドルトムントMF香川真司が、約3カ月ぶりとなるゴールを決め、勝利に貢献した。

 香川はトップ下で先発出場。1-0の後半28分、オーバメヤンのセンタリングを右足で決めた。今季5得点目。ドルトムントは2-0で勝った。

 本拠地のスタジアムは8万1000人の観衆で埋まったが、前半の途中に南側ゴール裏のサポーター2人が心筋梗塞になり、1人がハーフタイム中に死亡。1人は息を吹き返し病院に運ばれた。これが後半開始時に告知されたためドルトムントサポーター、マインツサポーターが声援を送るのをやめ、後半は異様な雰囲気に。普段はテンションが高いスタジアムアナウンサーの声も小さかった。試合後、スタジアムアナウンサーが亡くなったファンへの追悼の言葉を述べた。選手らは南側ゴール裏に向かって肩を組み整列した。

 香川は「(ファンの方が亡くなったことは)いや全然…試合後に。ただハーフタイムを終えて、後半にファンの様子が明らかに違っていたので、何かあったのかなと思っていました。(試合後に知って、選手たちはショックを受けていた?)まあそうですね。素直に喜べることでないというか…。すごく…、悲しい出来事ですし。勝利を捧げられたのは良かったのかもしれないけど、それ以上にすごく、ファンにとっても、チームにとっても悲しい出来事だったんじゃないかなと思います」と話した。