北中米カリブ海サッカー連盟、新体制で組織改革へ

 歴代会長の不祥事が発覚し、国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件の温床となった北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が新たな体制で再出発する。12日、新会長に就任したカナダ協会会長のモンタリアニ氏は「組織の改革はすぐに達成されるものではないが、やり続けていく」と決意を述べた。

 CONCACAFでは、いずれも当時の会長だったウェブ、アウィトの両氏が昨年、米司法省に起訴された。国際大会の利権に絡んだ金銭スキャンダルで、ともに起訴事実を認めた。昨年5月に起訴されたワーナー氏も長く会長を務めていた。

 FIFAにならい、幹部に任期制を導入するなど素早く改革に取り組んだ。汚職事件によりFIFAから財政支援を停止されたが、原則的に解除されることが決まった。

 10日には、連盟主催の国際大会を扱う新しいマーケティング契約も発表した。新会長は「事件は誠実さを欠いた人たちによって起きた。繰り返されることはない」と過去との決別を宣言した。

 同時に、2026年W杯の連盟内での開催を熱望する。この地域では1994年米国大会が最後。既にメキシコ、米国、カナダが興味を示す。会長はいずれも十分な開催能力があると強調し「CONCACAFにW杯を戻すために、3カ国と話し合いたい」と話した。