サッカー欧州選手権が開催されているフランスの当局が、暴動を起こしたとして20人のロシア人を国外退去させる措置を取ることが16日、明らかになった。AP通信が報じた。
10日に開幕した同大会では各地でサポーターによる暴動が相次ぎ、フランス内務省はこれまで323人の身柄を拘束したと発表した。
15日には同国のリールでイングランドとロシアのサポーターら少なくとも36人を逮捕。英BBC放送(電子版)によるとイングランド・サポーターは警官隊に向けてビール瓶を投げるなどした。警察は催涙ガスなどを使って鎮圧した。リールでは15日にロシアの試合が行われ、16日には近隣のランスでイングランドの試合があるため警戒していた。
11日のイングランド-ロシアでは競技場や市街地で両国サポーターが衝突。欧州サッカー連盟(UEFA)理事会は大会中に同様の行為があった場合、両チームの失格を含む厳罰を科す可能性を警告している。