<W杯北中米カリブ海最終予選:米国1-2メキシコ>◇11日◇米オハイオ州コロンバス
メキシコが、米大統領選でのトランプ氏勝利で一気に“因縁の試合”となったアウェーでの米国戦に土壇場のゴールで2-1で競り勝ち、白星発進した。
メキシコは前半20分、ゴール前のこぼれ球をDFラユン(ポルト)が拾い右足で決めて先制。後半4分にカウンターから相手FWウッド(ハンブルガーSV)に同点ゴールを決められたが、ドロー寸前の同44分、ラユンの右CKをニアでDFマルケス(アトラス)が見事なバックヘッドで流し込んで勝ち越し、そのまま逃げきった。
トランプ氏が選挙中に「メキシコに壁を造る」などと批判をしたことで、試合の注目度が上がり、メキシコのエースFWエルナンデスは同氏の勝利に「自分たちにとって喜びの日ではない」と非難。「自分たちにできることは全力を尽くして試合に勝つことで、嫌な思いをしている人々の鬱憤(うっぷん)を晴らすこと」と試合前に話しており、自身はこの日にゴールを挙げることはできなかったが、その思いを結果につなげた。
パナマはアウェーでホンジュラスを1-0で下し、コスタリカもアウェーでトリニダードトバゴを2-0で退けた。
コスタリカ、メキシコ、パナマが勝ち点3で並び、米国、ホンジュラス、トリニダードトバゴは黒星発進となった。次節は15日に行われ、メキシコはホームでコスタリカ、米国はアウェーでパナマと対戦する。
最終予選は6チームが総当たりのリーグ戦を行い、本大会へは上位3チームが進出。4位のチームはアジア5位チームと大陸間プレーオフを戦う。