シャペコエンセに捧ぐ、ナシオナルがPK戦制し3位

PK戦で勝利したナシオナル・メデジンの選手は、PKを決めたMFボルハ(手前左)に向かって歓喜のダッシュ(撮影・山崎安昭)

<クラブW杯:ナシオナル・メデジン2(4PK3)2クラブ・アメリカ>◇3位決定戦◇18日◇日産ス

 準決勝で鹿島に0-3で敗れたナシオナル・メデジン(コロンビア)は2-0から追い付かれたが、PK戦を制して3位となった。ルエダ監督は「決勝に進めなかったのは残念だが、いい終わり方ができた」と大会を総括した。

 11月に対戦予定だったシャペコエンセ(ブラジル)の選手らを乗せた航空機が墜落事故を起こした。監督は「そのテーマは選手ともかなり話したし、常に自分たちの頭の中にあった」と神妙。前半の2点に絡んだベリオは「シャペコエンセのファンも応援してくれたからいいプレーができた」と感謝した。