武藤、今季4得点目も敗戦「前半の入りが悪かった」

後半44分、マインツ武藤嘉紀(左)はゴールを決め走り出す。中央はボルシアMG・GKゾマー(撮影・PIKO)

<ブンデスリーガ:マインツ1-2ボルシアMG>◇29日◇マインツ

 マインツFW武藤嘉紀がフル出場し今季4点目のゴールを決めたが、チームは1-2で敗れた。

 前半31分にカウンターからあっさりと先制され、後半1分に2点目を奪われ0-2とリードされた試合終了間際の後半44分、右CKのこぼれ球をMFデブラシスが左足シュート。このボールにゴールライン直前で武藤が左足を合わせて流し込んだ。しかし、反撃もここまでで今季の16敗目を喫した。

 フリーで決めた今季のリーグ戦4点目に「ボールさえ転がってくれば、という感じ」と振り返った。しかし、敗戦に「前半の入りが悪かった。展開的に気が抜けていた」と悔やんだ。

 マインツは勝ち点33と変わらず、暫定13位。入れ替え戦圏の16位アウクスブルクとは暫定1差と降格危機が続く。