岡崎が決勝アシスト「前めに出せたのが良かった」

ウェストブロミッジ対レスター 相手と競い合う岡崎(左)(撮影・PIKO)

<プレミアリーグ:ウェストブロミッジ0-1レスター>◇29日◇ウェストブロミッジ

 FW岡崎慎司が決勝アシストを決め、レスターがアウェーで1-0でウェストブロミッジを破った。

 岡崎は前半43分、右サイドで相手バックパスに走り込んでカットし、ワンタッチで前線へ流した。これをFWバーディーが右足ダイレクトで蹴り込んで決勝ゴールを奪った。

 3試合ぶりの先発で勝利に貢献し、後半22分に退いた岡崎は「まあ、ホッとというか。今までも何シーンかは決めてくれてればアシストついてたんですけど。やっと記録的にも… 何も残さないよりはいいっていうか、というのはありましたけどね」と安堵した。ゴールシーンについては「終始主導権を握られながらのサッカーだった。その中で相手のボールをカットして、そのままショートカウンターみたいな感じで、バーディーがよく決めてくれたと思う。バーディーが『ヘイ!』みたいな感じで呼んだんで。あそこしかないなっていう感覚で。足もとじゃなくて、ちょっと前めに出せたのが、良かったかなと思います」と振り返った。さらに「もっとやれるところをやりたいなって、いうところもありながら、じゃないと気持ち的には『交代するんじゃないか?』ていう不安もある。あのまま0-0だったら、何かしらの動きはあったんじゃないかと思う。そういう意味でも、あのアシストは大きかった」と続けた。

 4試合ぶりの勝利を挙げたレスターは勝ち点を残留の目安となる40と伸ばし、暫定11位。