ウニオンＤＦ内田篤人（２９）はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

　試合は開始からウニオンがカイザースラウテルンを圧倒した。前半６分、中盤でボールを奪うと、パスを受けたＦＷポルターが素早いターンから左足シュートをゴール右上隅に。このゴールで一気に勢いに乗ったウニオンは同１１分に追加点。ＤＦシェーンハイムのヘディングシュートが相手ＤＦの足に当たってオウンゴールとなった。同２５分にポルターが３点目を挙げると、同３２分にはＭＦスクリツィブスキが加点。後半３２分にポルターがハットトリックとなるゴールを決め、５－０で快勝した。６試合ぶりとなる勝利を挙げ、３勝３分け２敗の９位。

　内田の一問一答は次の通り。（中野吉之伴通信員）

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－なかなかチャンスが。今日みたいな試合で出たい

　「そうなんだよね。ウェルカム的なね。難しい展開しかないから。まあ、今日みたいな展開だと前の選手代えるのはわかるけどね。練習しっかり頑張ってるし。最後の１枚、ＣＢの交代はモモ裏痛めていたから。１枚あれで様子見かなと。最初１１番入ったから、今日ないな」

－右前の位置での交代もあるかなと思いましたが

　「そうだよね…。まあ、まあいいんじゃない。でも今日のファンの様子、終わってから試合のあれみると、勝ちを待ってたんだなって」

－加入してチームは初めての勝利です

　「確かに。なげ（長い）」

－雰囲気だったり

　「スタジアムの雰囲気いいのは何となく入る前からチェックはして決めたから。ファンがしっかりしたところ、サポートがしっかりしてるチームでやりたいっていうのはあったし、サッカー専用の競技場がいいなというのが自分の中であったから。今日はちょっと出たかったかなぁ。しょうがないけど」

－外から見ていてこれまでと今日とでチームに違いはありました？

　「ちょっとしたところじゃない。すっと点が入ったから。サッカーってそういうもんだし。後半向こうも頑張ってたし、前半の点がなかったらわからなかった。もつれてたと思うよ、向こうの左サイド結構よかったし。難しいね、サッカーは。わかんないね」

－加入してだいたい１カ月

　「そうだね。もうちょっと自分でもできそうな気はするんだけどな。もうちょっと、もうちょっと、という感じ。流れ的にも、俺の身体的にも」

－身体的にも？

　「そうだね。この前の試合とかも、ちょっとミスあったり。つなげるところつなげなかったり。練習中もそうなんだよね。それ新しいチームになったからしょうがないし。監督ともこの前、昨日、おとといくらい話して。長い間休んでいたし、ある程度しょうがないと思っているよ、こっちもみたいな感じで。チーム状況もあるからね、全然勝ててなかったし。今日これで、一つ結果出たから、このメンバーである程度、固定すると思うから。俺はとりあえずケガしないで練習続ける。というか俺に必要なのは試合のあれなんだけどね。試合の場数踏まなきゃいけないんだけど。まあ、チーム状況もあり、なかなか難しいけど。最初は我慢でしょ。俺もなんとなくチームの状況とな流れとかわかるから、勝てる、勝てないとき。やっぱチーム勝ってだからね」