堂安律ストレス「俺らはできるのに何で」/一問一答

フローニンゲン堂安律(2017年6月29日撮影)

 MF堂安律(19)が所属するフローニンゲンはアウェーでヘラクレスに1-2で敗れた。

 堂安は6試合連続で先発し、トップ下に入ってプレー。後半5分に右足でシュートを放ったが、ボールはゴールバーを越えた。目立ったプレーを見せられないまま、1-1の後半23分に退いた。

 3連敗のフローニンゲンは2勝3分け6敗の勝ち点9で15位。試合後の堂安の一問一答は次の通り。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)

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-厳しい試合が続いてます

 「そうっすね。やっぱここ最近ストレスのたまる試合も多いですし、自分トップ下とサイドとやってますけど、自分の頭を越える時間帯が多いので、どうしても自分の中では可能性の感じない攻撃になっているのかなと思います」

-自分が感じるストレスというのは?

 「ポジションの近い選手とは話してますけど、ボールが来た時に何ができているとは思っているので自分たちは。その同じポジションの選手たちと話した感じでは、できるのにねって。俺らはできるのに何でやらないんだろうって話にはなっていますし。そこはディフェンス陣の人。感じているのが違うのかなとは思いますけど。そこをすり合わせない限り、勝ちは遠いかなと思います」

-出だしは良くて、プレスも強くて。でも15分で終わってしまった?

 「やっぱり失点じゃないですかね。失点してしまって、あそこは警戒しなくちゃいけないと話したところで、2人で行ってたところはがされて、やられたんで。あそこで少し、ちょっといけそうな雰囲気がまたストレスに変わったのかなと。やっぱストレスたまって試合していると、自分勝手なプレーに走っちゃうんで。どうしてもそういうプレーが多くてうまくいかなかったですね」

-前半終了間際に追いついて、いい形で後半はじめられた。だからまた上がってくるかなと思いました

 「自分もそう思ってました。もっとボールがうまく入ってくるかなと思ってたんで。前半の最後らへんから、少しずつ自分のところにうまくボールが集まるようになって。右サイドの14番の選手と自分の関係で、右サイドは崩せたので。ハーフタイムもあそこ攻めようって話して入ったので、すこし楽しみで入りましたけど、んー、うまくいかなかったですね」

-前半は靴がどうしました?

 「ひもが切れて」

-それで主審に止めてと言った?

 「はい」

-これで2週間あくけど、日本代表戦みにいく?

 「見に行くと思いますけどね。行くかな、はい。代理人の方と。その方と、もしかしたら行くかもしれないし。大ちゃん(坂井大将)がベルギーにいるので、会いにいこうかなと話してました」

-2試合とも見にいく?

 「たぶんオフがあるのが初戦のブラジル戦だけなので。フランスですよね。もしかしたら、行くかな。わかんないですね、気分で(笑)」

-2週間のブレイクでまた気持ちも切り替える?

 「チームとして全員戻ってきたので。紅白戦の内容もまたレベルが上がりましたし。今まではセカンドのチームの子が来ちゃうタイミングが多かったので、全員そろって今、レベルの高い内容の練習ができてるので。まだ11節、3分の1とかなんで。ぜんぜん慌てず、いい時もあれば悪いときもありますし、仕方ないかなと思います」