森岡亮太、代表へ「一員にしっかり入っていく」

森岡亮太(17年11月撮影)

 MF森岡亮太(26)が所属するアンデルレヒトはアントワープに2-1で勝利した。

 森岡は先発出場したが、無得点で後半38分に交代した。

 -勝ちましたね

 「ホント、何とかという感じですね」

 -まさかあんなに早く退場者が出るとは

 「そうですね。1人減って、まだ五分ぐらいに戦えていた。むしろいい形も作ってましたし、そこで無理にガッツリ、ブロック組んでカウンター、というよりかは、繋いで繋いでと行けていた。それを最後まで貫けたことが勝った要因だと思います」

 -チャンスを作るというより、試合をコントロールすることを優先させたのか?

 「後ろからしっかり繋ぐという部分に関しては、1人減ろうが、2人減ろうが、チーム意識としてありました。その中でバイタルにスペースがあったので、そこにしっかりいいボールを入れて、キープしてということは徹底できたと思いました」

 -クムス選手、トレベル選手、森岡選手、ゲルケンス選手が中盤で流動的に動き、楔にテオドルチュク選手が入るという形が、以前に比べてスムーズになって来ました

 「そうですね。やっぱり質がすごく高い選手たちです。良い形で受けることが出来ますし、良い所にいてくれますし、だいたいリズムよくプレーができてると思います」

 -サイフ選手とのワンツーからPKを奪ったが、イメージ通りですか?

 「そうですね。前線で持って時間を作ってというのを意識してました。あの時はケニー(ケネット・サイーフ)がいい形でワンツーして、いいボールを出してくれました。PKになりましたが、PKにならなくても、ほとんど決定機だったので、本当にいい形を作れたと思います」

 -これでレギュラーシーズン30試合が終わりました。振り返ってみてどうですか?

 「うーん。どうですかね。ざっくり言うと良かったのは良かったです」

 -ステップアップし、代表に選ばれ、アシスト王2位、二桁ゴールも決め素晴らしかったのは分かってますが

 「でも、まだ今年、チームとして、代表として、目標としているところまでは途中なので。今までのところ、個人的には良かったですけれど、チームとして何か勝ち取りたいですね」

 -「チームとして、代表としての目標」とは?

 「チームとしてもちろん優勝ですし、代表としてはワールドカップで今までにない結果を出したい。その中の一員にしっかり入っていくことです」

 -勝ってポジティブに中断期間に入る

 「チームの雰囲気はもちろんいいですが、ちょっとブルージュと差があるので、ホント、またプレーオフに入って、この雰囲気を継続しつつやっていきたいです」