ゲッツェは輝き失った…ドイツ監督が選外理由を説明

マリオ・ゲッツェ(撮影・PIKO=2014年7月13日)

 ドイツ・サッカー連盟は、ワールドカップロシア大会に向けてメンバー候補27人を発表し、14年ブラジル大会決勝のアルゼンチン戦で、決勝点を挙げたドルトムントMFマリオ・ゲッツェ(25)が外れた。

 16日付の独紙ビルトでは、同国代表のレーウ監督はゲッツェについて「本来、彼にできることが、(今は)できないフォームになっている」と、かつての輝きを失っていることが選外の理由だと説明した。続けて「マリオには気の毒に思う。夏季休暇後に新しいスタートを切ることができることを祈っている」とフォローを入れた。

 また、長期離脱しているBミュンヘンGKノイアーはメンバー入りした。これにレーウ監督は「ノイアーがW杯でプレーできるのかどうかが問題だ。マヌエル(ノイアー)は完全に負荷をかけることができると言っている。我々のキャプテンだ。だが、プレー機会もないままW杯でプレーするのはありえない」とコメント。19日に行われるドイツ杯決勝フランクフルト戦での復帰が選考に大きく影響することを話した。