レアル5失点ボロ負け「ひどい今季を象徴」カゼミロ

<スペインリーグ:バルセロナ5-1Rマドリード>◇28日◇バルセロナ

今季不振のレアル・マドリードがバルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」で1-5と大敗した。相手エースのメッシは右腕故障で不在ながらFWスアレスにハットトリックを許した。「クラシコ」で5失点の黒星は10年以来の屈辱。昨季欧州CL3連覇を果たした“白い巨人”は、首位バルサに勝ち点7差の9位と低迷。今季から指揮するロペテギ監督の解任が現実味を帯びてきた。

敵地の圧力に押しつぶされるように、レアルは前半何もできなかった。右サイドを攻められ、コウチーニョをフリーにしてしまい、前半11分にあっさり先制点を許す。同30分にはバランがスアレスを倒してPK献上。カウンター攻撃は相手のプレスの前にことごとく止められた。

後半は奇策3バックで中盤を厚くし、5分にマルセロが1点を返した。ただ、勢いづいた時間帯に追加点を奪えず、慣れない守備態勢に残り15分で3失点。カゼミロは「ひどい今季を象徴した試合」と振り返った。

今夏、ロナウドがユベントスに移籍し、ジダン前監督が去った。それでもモドリッチ、ベール、ベンゼマらスター軍団であることは変わらない。それが10戦終了して14得点14失点、昨季同時期は19得点9失点だった。カゼミロは「いいプレーができなかったのは選手で、監督を責めるべきではない」と擁護したが、ロペテギ監督の手腕が問われるのは自然な流れだ。

既に9月26日セビリア戦から5戦連続未勝利の段階で、解任話が浮上。同監督は去就について「私が決定することではないし(危機を)感じていることは説明した」としたが、地元メディアでは後任にチェルシーの前監督であるコンテ氏の名を挙げ、監督交代は秒読みと報じている。