大迫 復帰アシスト「もっと見せないと」一問一答

ブレーメンFW大迫勇也(18年撮影・PIKO)

<ブンデスリーガ:ブレーメン1-1ボルシアMG>◇7日◇ボルシア

1月のアジア杯での日本代表活動で負傷し、戦列を離れていたFW大迫勇也(28)は、昨年12月22日以来、約3カ月半ぶりのリーグ戦出場を果たした。

1点を追う後半7分に投入されると、同34分、右クロスでMFクラーセンの同点弾をアシストした。

練習に復帰してから1週間もたっていないというが、さっそく結果を残した。試合後の表情は明るく、「結果が出たことはすごくいいですけど、もっともっと、得点にも関わりながらやりたい」と前を向いた。

以下、一問一答。

-ハーフタイムにかなりアップしていた

大迫 本当は、監督からまだ…45分できる体じゃないので。練習も全然していないですし。10分~15分くらいのイメージでしたけど、内容もよくなかったので、出る感じはありました。

-コンディションが100%ではない中でも、かなりできたのでは

大迫 後半からだったので。相手も疲れた状態だったので、スペースもあったし。ただもっと、2カ月仕事サボってた人間だから、もっと見せないといけないですけど。

-途中、2トップからサイドハーフにポジションが変わった

大迫 グルグル回っていましたね。ただ、こうやってまたピッチに立てたのがすごく幸せだと感じました。モチベーションをシーズン最後まで出していきたいです。

-この2カ月間はフラストレーションがたまったのでは

大迫 いやぁ、全然そんな、もう。アジア杯の時点で、こうなる感じはしていたので。もう自分の中で踏ん切り、覚悟はしていたので。切り替えて、何ができるかというのを考えていました。

(中野吉之伴通信員)