マンCがプレミア連覇、リバプールは1敗でV逸

<プレミアリーグ:ブライトン1-4マンチェスターC>◇12日◇ブライトン

マンチェスターCが、リバプールとのデッドヒートを制して栄冠に輝いた。

先制点を許したが、FWアグエロらが4得点。終わってみれば力の差を見せつける快勝だった。歴代2番目(最高勝ち点は昨季の100)に高い勝ち点「98」を稼ぎ出した。それでも最終節までもつれての優勝にグアルディオラ監督は「これまで獲得した中で、最も困難なリーグの優勝」と率直な気持ちを話した。

主将DFコンパニーも「最も厳しく、苦しんだ優勝」と語った。3月3日に首位に浮上したが、リバプールが残り9節を全勝と猛追。引き分けすら許されない中、リバプールを上回る14連勝で終止符を打った。歴代3位の同「97」で終え、シーズン1敗しかしていないリバプールに対して指揮官は「感謝を伝えなければならない。我々のレベルを引き上げてくれた」と語るほどの大激戦だった。

グアルディオラ監督が「タイトル獲得するには3カ月間、勝ち点1すら落とせなかった。信じられない」と語った史上最高の優勝争いを勝ち抜いて、次は3連覇を目指す。現行のプレミアリーグになった1992-93年シーズン以降の3連覇は、同じ街のマンチェスターUのみ。憎きライバルを黙らせるためにも、来季も覇権をつかみ取る構えだ。