久保建英がカナダ入り SNSで「アラ・マドリー」

久保建英(2019年6月29日撮影)

日本代表MF久保建英(18)が9日(日本時間10日)、「銀河系軍団」の一員として、モントリオールに到着した。新加入のベルギー代表FWアザール、クロアチア代表MFモドリッチ、スペイン代表DFセルヒオラモスら豪華メンバーとともにチャーター機に同乗。スペインから約7時間のフライトを経てカナダ入り。10日から初練習に臨む。

機内に乗り込むと、久保はさっそく動画メッセージをクラブ公式サイトに投稿した。「マドリディスタのみなさんこんにちは。今から飛行機に乗って、カナダに行きます。またカナダで。アラ(頑張れ)・マドリー」。多くのスーパースターが近くにいる中、物おじすることなくサポーターにあいさつした。また、18歳のブラジル代表FWビニシウスや19歳のスペイン人MFのB・ディアスらとともに“若手8人衆”で写真撮影(19歳GKアルトゥベのツイッターより)。18歳のブラジル人FWロドリゴらは白い歯を見せて笑顔の一方で、久保はいつものように落ち着いた表情で写真に納まった。

チームはカナダに到着すると、警察の先導を受けてバスでホテルに向かった。世界最高のクラブにふさわしい厳戒態勢の中、久保もホテルにチェックイン。ジダン監督を筆頭に多くの声援が飛ぶ中、「クボー」という声援も起きた。

昨年の国際チャンピオンズ杯初戦では、当時Bチームのビニシウスやノルウェーの神童エデゴールら多くの若手を含む計22人がピッチに立っている。20日(日本時間21日)の初戦Bミュンヘン戦でのデビューへ向けて、久保の戦いがスタートする。