「日本と戦えるようなレベルに」/タイ西野新監督

タイ代表監督およびU-23代表監督就任会見に臨む日本代表前監督の西野氏(撮影・足立雅史)

18年W杯ロシア大会の日本代表監督で、タイのA代表とU-23代表の兼任監督に就任した西野朗氏(64)が19日、都内で会見した。

西野朗新監督の一問一答は以下の通り。

-タイ代表の印象

西野監督 どれだけ現状を把握しているかといえば正直、数試合リーグ戦を見ただけ。深く理解していくために試合会場へ足を運ばないと。膨大な作業量が待っている。

-目標は

西野監督 9月から始まるW杯予選と来年1月の自国開催の五輪予選(U-23アジア選手権)が控えるが、まずはアジアと言わず東南アジアのリーダーとなれるように。そして日本と戦えるようなレベルに成長させていく。

-「幸せ感」とは

西野監督 私だけでなく指導者みんな同じはず。チームを率いることほど幸せなことはない。成長させながらトップに近づけていく。指導者冥利(みょうり)に尽きる。

-兼任について

西野監督 日本でも五輪代表を経験した。U-23代表は12月のシーゲームスで強化して、1月にバンコクで開催してもらえるであろう大会を勝ち抜くことが直近の目標。メンバーを膨らませながらA代表に絡ませていける。