鎌田「やっと入れてくれた」2アシストで存在感発揮

鎌田大地

<欧州リーグ:フランクフルト2-1スタンダール>◇1次リーグF組◇24日◇フランクフルト

MF長谷部誠(35)とMF鎌田大地(23)が所属するフランクフルト(ドイツ)は、ホームでスタンダール(ベルギー)に2-1で勝ち、2位に浮上した。長谷部はリベロでフル出場。鎌田はトップ下で後半43分までプレーし、2アシストを記録した。

鎌田がセットプレーで存在感を発揮した。前半28分、左サイドからのFKで、スピードのある鋭いボールをゴール前に送り先制点をアシストした。さらに1-0の後半28分には右CKからヘディング弾を演出。チーム全得点をセットプレーでアシストした。

今季はセットプレーのキッカーを務めていたが、この日が初めて得点につながった。チームメートから「やっとだな」と言われたという。だが、自身は「僕のキックが良くない時もありますけど、基本的には良いキックが多いと思う」と笑顔で反論。「周りが入れてくれなかったシーンも多かった。僕からしたら、やっと入れてくれたという感じです」と苦笑いした。

昨季はベルギーのシントトロイデンに期限付き移籍で加入し、リーグ戦15得点を記録。ストライカーとしての素質を開花した。だが、復帰した今季はFWではなく、トップ下を主戦場にしている。自身の立ち位置について「自分がストライカーみたいに、点を取れる選手だとは思っていない」とコメント。「中盤のわりに得点に絡める。そういう風になっていくと思う」と、自分の特徴は得点に絡めるMFだと話した。

「8(得点)-8(アシスト)、7-7ぐらいいけたら、僕としたら良いシーズンなのかなと思っている」と今季の目標を口にした。ここまで公式戦では17試合に出場して1得点3アシストを記録。「アシストと得点を増やしていかないとダメだなと思います」。現段階ではレギュラーの座をつかんでおり、出場時間も多く与えられている。残すは明確な結果(得点とアシスト)。自分のスタイルを確立し、目標達成へひた走る。(中野吉之伴通信員)