<ブンデスリーガ:ブレーメン1-2シャルケ>◇23日◇ブレーメン
日本代表FW大迫勇也(29)は3試合連続の先発出場。後半34分に今季リーグ4点目となるゴールを決めたが、チームは敗戦した。
大迫は2トップの一角に入った。5バックでスタートしたブレーメンだったが、後ろからのボールがつながらず、2トップは孤立気味。前半途中から3バックの中央にいたDFシャヒンを中盤に上げ、4バックに変更した。
前半43分、シャルケFWラマンの右クロスに合わせたMFアリが技ありのゴールで先制。後半8分には、敵陣で相手DFからボールを奪ったラマンが追加点を決めてリードを広げた。
ホームで2点を失ったブレーメンは後半34分、味方シュートのこぼれ球に詰めていたFW大迫が右足でゴール。しかし大迫の2試合連続フル出場もむなしく、反撃もここまでだった。
以下、大迫の一問一答。
-厳しい結果に
大迫 そうっすね…まぁ切り替えて、次しっかりやるだけじゃないですか。また1週間、切り替えて、ですね。
-最初は3バックでスタートした
大迫 そうですね、ちょっと重心が後ろにあったことは確かです。けど、相手もなかなかチャンスが作れない時間帯が続いていて、ああいう形で失点してしまったので、もったいないというか。本当に、流れが悪かったのかなと思います、今日は。ちょっとしたことで。
-本当なら取られそうにないところで取られたり、自分たちが取れそうなところで取れなかったり。そういった流れは、ここ最近チームが勝てていないことと関係している
大迫 もちろん、あるとは思います。ただ、こういう苦しい時こそ、頭を切り替えて次に臨むのが大事だと思うし、しっかりと、僕1人じゃなく、チームとして。そこはしっかりと頭を切り替えてやっていきたいなと思います。
-久しぶりのゴール。個人的には1つ、良い結果が残せたのでは
大迫 まぁこぼれ球ですけど、ゴールというのは“積み重ね”だと思うんで、次も取れるようにまた頑張りたいなと思いますね。
-メンバーやフォーメーションを試合中に変えたことも、ゴールにつながった理由の1つだと思うが、その点については
大迫 まぁ戦い方も影響したと思うし、フォーメーションも変えて、前に人数が多くなった時にチャンスは増えましたし、そこは。ただ「前半からそう(後半の戦いのように)すれば良い」ってわけでもないと思うし。本当に流れが悪かったのかな、と。ああいう失点の仕方をするのも珍しいし、はい(苦笑)。次に向けて準備していきたいな、と。それだけですね。切り替えて。
(鈴木智貴通信員)