リヨンがユーベ撃破で8強、監督は総合力の勝利強調

<欧州チャンピオンズリーグ:ユベントス2-1リヨン>◇決勝トーナメント1回戦◇7日◇トリノ

新型コロナウイルスの影響による中断から約5カ月ぶりに再開し、マンチェスター・シティー(イングランド)とリヨン(フランス)が8強進出を決めた。マンCはホームでレアル・マドリード(スペイン)を2-1で下し、2戦合計4-2で退けた。リヨンは敵地でユベントス(イタリア)に1-2で敗れて合計2-2も、アウェーゴールの差でベスト8進出。準々決勝以降は一発勝負で、リスボンで集中開催される。

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リヨンは4強入りした09-10年シーズン以来、10季ぶりの8強入りとなった。第1戦で1-0と先勝しており、敵地で前半12分にFWデパイがPKで決めた先制点が“決定打”。3失点しなければいい状況となって、守備重視に徹した。同43分にPKで追いつかれても「あれで相手に勢いを与えてしまったが、我々はパニックになることなく戦った」とガルシア監督。チームの総合力で、ビッグネームを擁する相手を制したと強調した。