サントス「ペレは1091点」メッシ世界記録に異論

サントスのチームエンブレム(2014年6月16日撮影)

ブラジル1部サントスが、バルセロナのメッシが「王様」ペレを抜き、同一クラブ最多得点世界記録(644点)を樹立したことに異論を唱えた。

ペレが所属したサントスは、インスタグラムにペレの写真とともに長文を掲載。ペレが公式戦で決めた643点に加えて、親善試合等での448点も軽視すべきでないと主張。「ペレはすでにメッシを祝福していますが、ペレはサントスで1091点を決めているのです」と、合計1091点こそが世界最多だと強調した。

サントスは得点として加算されていない448点が、親善試合とはいえ世界トップのクラブを相手に決めたものであると説明。「ペレはクラブ・アメリカ(メキシコ)とコロコロ(チリ)を相手に9ゴールずつを決めているし、1960年代に欧州最強クラブの1つだったインテル・ミラノは王様に8ゴールを献上しています」と指摘。他にもリバープレート、ボカ・ジュニアーズ、ラシン、ウニベルシダ・デ・チレ、レアル・マドリード、ユベントス、ラツィオ、ナポリ、ベンフィカ、アンデルレヒトなどからペレがゴールを決めたと列挙した。

そしてサントスは「メッシが所属しているバルセロナでさえ、ペレの犠牲者となりました。ペレは4試合で4得点しているのです」と記した。