Aマドリード、ボランチ補強へアルゼンチン代表デパウルが最有力候補

今季、7季ぶりにスペインリーグを制したアトレチコ・マドリードが今夏の移籍市場でボランチの補強を目指しており、ウディネーゼに所属するアルゼンチン代表MFロドリゴ・デパウル(27)を最有力候補に挙げていると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が5日に報じている。

同紙によると、Aマドリードはデパウルを獲得するため、今季終了時に2000万ユーロ(約26億円)に今季グラナダに期限付き移籍で出していたアルゼンチン代表DFネウエン・ペレスを加えたオファーをウディネーゼに提示したが、断られたとのことだ。

しかしイタリア紙コリエレ・デラ・セラは、Aマドリードが今夏、再びオファーを出す予定であり、2026年6月30日までの5年間、年俸320万ユーロ(約4億1600万円)の条件でデパウルの説得に動く一方、ウディネーゼは移籍金として4000万ユーロ(約52億円)を望んでいると伝えている。

デパウルを狙うのはAマドリードだけでなく、ACミランやリバプールなど、欧州のさまざまなビッグクラブが興味を持っているため、今後の動向をうかがわなければならない。(高橋智行通信員)