バルサ・ラポルタ会長、ハーランド獲得に「私はうまくいくと確信している」

FCバルセロナの本拠地 カンプ・ノウ(2019年10月11日撮影)

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(59)が、ドルトムントのノルウェー代表FWハーランド獲得について「偉大な選手たちは皆、バルサに来ることを検討している」と力強く語った。

バルセロナは3日、1万3000人を超えるサポーターを本拠地カンプノウに集めて、マンチェスター・シティーから獲得したスペイン代表FWフェラン・トーレスの入団発表セレモニー&公開練習を行った。

同イベントに参加したラポルタ会長はインタビューで、クラブがサラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸の限度額)の問題を抱える中、ハーランドらスターと契約できるかを問われると「我々はフェランの時、例外的にサラリーキャップの問題を解決する前に(契約に)踏み切ってしまった。一方、今、我々はサラリーキャップに余裕を持たせるための仕事に取り組んでいるし、来季に向けて素晴らしいチームを作り上げる仕事を行っているところだ。もしうまくいけば全てが可能になるし、私はうまくいくと確信している」と契約の可能性を示唆した。

獲得間近と報じられるユベントスのスペイン代表FWモラタが加入した場合でもハーランド獲得の可能性があるかについては「我々は今、競争力の高いチーム作りに努めており、我々にとってフェランは必要な補強だった。バルサは移籍市場の中心であり続けており、偉大な選手たちは皆、バルサに来ることを検討している。我々は順調に進んでいるし、全て可能だ」と獲得の可能性があることを強く訴えていた。(高橋智行通信員)