<スペインリーグ:レアル・マドリード0-4バルセロナ>◇20日◇マドリード
強いバルセロナが戻ってきた。宿敵レアルを大量4ゴールで圧倒した。前半29分にデンベレの速い右クロスにオバメヤンが頭を合わせて先制。同38分にもデンベレの右CKからアラウホが頭でゴールを決めた。
後半も攻撃の手を緩めず、2分にフェラン・トーレス、6分にオバメヤンが立て続けにゴール。そのまま大勝した。シャビ監督は「バルセロニスタ(サポーター)のことを考えるとうれしい。この勝利はチームの今後の流れを変える可能性がある」と低迷期を脱しつつある手応えを口にした。
今季開幕前、経営難のバルセロナはメッシとの再契約を果たせず、チームの成績は下降の一途をたどった。しかしクーマン前監督を解任し、昨年11月にクラブのレジェンド、シャビ監督を招聘(しょうへい)して流れが変わった。
19歳のペドリ、17歳のガビらが同監督の指導によって存在感を増し、冬の移籍期間には前所属のアーセナルで規律違反を犯して「干されて」いたFWオバメヤンを移籍金なしで獲得した。シャビ監督が「天からの贈り物」という同FWは新天地ですでに公式戦9ゴール。大エースの働きだ。
シャビ監督はこの日、大量リードの場面でも自軍の選手がボールを失うと鬼の形相で叱咤(しった)激励した。「敵地でも我々は彼らよりもはるかに優れていた。どんなチームとも十分に渡り合えるということを証明できた」という会心の勝利は、この妥協を許さない指揮官が引き寄せた。