マンチェスター・シティーを運営するシティー・フットボール・グループの代表者で、UAEの副首相でもあるマンスール・ビン・ザイド・アル・ナヒヤーン氏が先週、シリアのアサド大統領と会談。英国内で批判されていると、英BBC電子版が報じた。
2人の会談は、18日にアサド大統領がUAEを訪問した際にセッティングされたもようだ。同大統領がアラブ諸国を訪れるのは、11年にシリア内戦が始まってから初めて。UAEはシリア内戦では欧米諸国とともに反政府側の支援に回っていたが、ここにきてシリア政府との関係改善に前向きだという。
ロシアがアサド政権の後ろ盾となっていることもあり、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリアは15日、同政権との関係正常化を拒否し、関係改善の努力も「支持しない」とする声明を共同で発表していた。
英国の外務・英連邦・開発省はUAEの姿勢について「シリア政府による行動の変容がなければ、シリア政府との関係強化は、同国の永続的で包括的な平和の見通しを損なう」などと声明を発表した。
英テレグラフ紙電子版によると、アサド大統領とにこやかに会談したマンスール氏について、英国のクリス・ブライアント議員は「クラブを所有するのにふさわしい人間なのか?」と懸念を示し「いなくなってもらうのがいいかもしれない」と話したという。