チェルシーの主要サポーターグループが、米大リーグ・カブスのオーナー、リケッツ家によるチェルシー買収オファーについて「却下されるべき」と主張した。
英インディペンデント紙電子版が22日、報じたところによると、リケッツ家の政治的姿勢などが問題視されているという。
リケッツ家は、カブス会長を務めるトーマス・リケッツ氏を中心に買収オファーを出した。同氏の父でオファーにも名を連ねているジョー・リケッツ氏が12年にイスラム教徒について「米国の敵だ」と発言。ジョー氏は大統領選挙の際、少なくとも100万ドル(約1億1500万円)をドナルド・トランプ氏に寄付したという。
またトーマス氏の兄、ピート・リケッツ氏は14年からネブラスカ州知事を務めているが、死刑制度を支持して批判を浴びている。またトランプ氏の弾劾裁判では同氏を支持し、気候変動についても懐疑的な姿勢を示している。これも多方面から非難されている。
シカゴのチェルシーサポータークラブ会長、ブライアン・ウルフ氏は「リケッツ家の買収オファーは却下されるべきだ」と主張。「チェルシーサポータークラブ会長、そしてファン・フォーラムの海外代表者として言えるのは、多くのサポーターがリケッツ家を軽蔑しているということ。彼らは、多様性を認めるチェルシーの姿勢にそぐわない候補者に対して献金、サポートをしている。それはクラブとチェルシー財団が行ってきた19年間の素晴らしい仕事と完全に矛盾する。チェルシーは生活賃金の問題や、マイノリティー、性的少数者を守るための活動に取り組んできた」などと声明を発表した。