マンチェスター・シティーに所属するウクライナ代表DFオレクサル・ジンチェンコ(25)が、自身のインスタグラムに「プーチンを止めて。ウクライナの子供たちを助けて」と長期化するロシアによるウクライナ侵攻で犠牲になっている子供たちへの支援を訴える動画を公開した。
ロシア軍による攻撃で破壊された建物や街の様子などを撮影した白黒写真を紹介しながら「私はサッカー選手であると共に、ウクライナ国民です。今、ウクライナはロシアの攻撃から防衛しており、何千人もの人々が殺されています。すでにいくつかの街は破壊されました」と語り、自身が生まれ育った首都キーウ(キエフ)近郊の街ジトーミルに近いマリーンも3月8日に爆撃を受けたと伝えた。その空爆によって乳児を含む家族5人が殺されたと話し、「自分にも幼い子供がおり、彼女の子供のような幼い年齢の子供たちが何人亡くなっているのかと思うと胸が張り裂けそうだ。すでに140人以上の子供たちが亡くなっている。もし誰もこの侵攻を止めなければ、さらに多くの子供が犠牲になるだろう」と述べ、幼い子供たちが毎日亡くなる現状に声を上げて欲しいと訴えた。そして、最後は侵攻の首謀者とされるプーチン大統領の名前を出し、「ストップ、プーチン」と力強い言葉で締めくくった。
ジンチェンコは2月24日に侵攻が始まった際には、インスタグラムのストーリーに「もっとも痛みを伴って苦しんで死ぬことを願う」とプーチン大統領の写真を投稿していた。この投稿はのちに削除されたが、「ウクライナはウクライナ人の国であり、国境は不可侵でなければならない。我々はあきらめない」などとロシアの侵攻を批判していたという。(ロサンゼルス=千歳香奈子)