<スペインリーグ:レアル・マドリード3-2セビリア>◇17日◇セビリア
レアル・マドリードはアウェーでセビリアと対戦し、3-2で勝利を収めた。前半に0-2とリードされて折り返すが、後半に一挙3点を奪い逆転。2試合消化が少ない2位バルセロナとの勝ち点差を15に広げ、トップを独走。2季ぶりの優勝に大きく近づいた。
白い巨人が、大一番で大逆転劇を演じた。3位セビリアのホームに乗り込むと、前半のうちに2点をリードされる厳しい展開。それでも後半に入るとFWロドリゴ、DFナチョが決め同点。流れを呼び込んだ。
2-2で迎えたアディショナルタイム。ロドリゴからゴール前でパスを受けたエース・ベンゼマが、GKを見ながら冷静にゴールに流し込んだ。得点ランクトップを独走する25点目で試合をひっくり返した。カルロ・アンチェロッティ監督(62)が勝利の要因を問われ「選手たちのクオリティーの高さによるもの」とたたえた。
その上で「前半のパフォーマンスは監督の責任であり、後半の逆転は選手たちのクオリティーの高さによるものだ。我々は冷静さを失っていなかった。前半は疲れがあるように見えたが、後半のインテンシティは素晴らしかった。私がこのチームに驚かされることはないが、後半のパフォーマンスに大きな誇りを感じている。選手全員に感謝しなければいけないだろうね」と喜びをあらわにした。
逆転の口火を切ったFWロドリゴは欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦チェルシー戦に続き重要なゴールを決めている。指揮官は「本当にすごい選手になるだろうし、これまで何度も違いを生み出してきた。彼は先発でも控えでも違いを作ることができるんだ」と称賛した。(高橋智行通信員)