バルサとマンC親善試合で3-3引き分け、9万人超ファン集まり収益は難病ALSの研究資金に

かつてのホームスタジアム、カンプ・ノウ・スタジアムを訪れ話し込むマンチェスター・シティのグアルディオラ監督(左)とバルセロナのシャビ監督(ロイター)

<親善試合:バルセロナ3-3マンチェスター・シティー>◇24日◇バルセロナ

スペインリーグのバルセロナとプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティーが24日に親善試合を行い、3-3の引き分けとなった。

この試合には9万1000人以上のファンが集まり、収益は難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の研究のための資金として役立てられるという。

キックインセレモニーはバルセロナの元GK、GKコーチで、ALSを患い、同戦の宣伝にも貢献したフアン・カルロス・ウンスエ氏が行った。ウンスエ氏は試合前に「私たちは生き続け、人生を楽しみたいと思っています」と語ったという。

試合は前半にマンチェスターCのFWアルバレス、バルセロナFWオーバメヤンがゴールを決めて1-1で折り返し。後半22分にバルセロナMFデ・ヨングが勝ち越しゴールを決めると、マンチェスターCのMFパルマーが同点ゴール。同35分にバルセロナがFWデパイの得点で勝ち越すも、マンチェスターCがMFマフレズのゴールで再び追いつき、互いに譲らぬまま3-3の引き分けとなった。