W杯カタール大会の決勝競技場で「ルサイル・スーパーカップ」開催、アルヒラルがPK勝利

優勝したアルヒラルの選手たち

<ルサイル・スーパーカップ:アルヒラル1(PK4-1)1ザマレク>◇9日◇カタール・ルサイル

22年ワールドカップ(W杯)カタール大会決勝が行われるルサイル競技場で9日、「ルサイル・スーパーカップ」が開催された。

この一戦は、19年にJ1浦和を決勝で破るなど、前身の大会を含めて4度のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝を誇るサウジアラビア王者アルヒラルと、エジプト王者ザマレクが激突するもの。W杯決勝のリハーサルを兼ねており、7万7557人の観衆を集めて行われた。

試合はアルヒラル・イガロ、ザマレク・ジゾがそれぞれゴールを決め、90分間で決着がつかずにPK戦に突入。PK戦ではアルヒラルGKアルマユフが相手2人を止めて、4-1での勝利を引き寄せた。試合後、Jリーグの横浜マリノスでも活躍したアルヒラルのラモン・ディアス監督は「美しい試合をすることができた。セレモニーも美しかったし、試合のオーガナイズも素晴らしかった。W杯の成功を約束するようなものだった。カタールに感謝したい」と笑顔で話した。

そのディアス監督の言葉通り、試合前からスタジアムの雰囲気は最高潮に達した。エジプト出身のスーパースターで欧米でも人気があり、CMではビヨンセやジェニファー・ロペス、デービッド・ベッカムとも共演したことがある歌手アムル・ディアブが登場。スタンドの一角に設営されたステージでライブを行ったのだ。スタジアムは一瞬にしてクラブとなり、ファンは体を揺らして音楽を楽しんだ。

W杯組織委員会のアルタワディ事務総長は「ルサイル・スーパーカップが行われた今夜は、わが国、わが地域で開催されるメガイベント、W杯へ続くまた1つ記念すべき夜となりました。ファンのみなさんが11月、12月にカタールを訪れた時のようなゾクゾクするような興奮を味わえたと思います」とコメント。

また大会を運営するW杯カタール大会2022合同会社のアルカテルCEOも「カタールはユニークなW杯を開催する準備ができています。カタールを訪れるすべての人、そしてテレビのチャンネルを合わせてくれた数十億の人々にとって忘れられないW杯になるでしょう」と話した。