プレミア最下位サウサンプトンが前田大然の動向追う 移籍市場閉じるまでに複数人補強か 英報道

前田大然(2022年12月5日撮影)

プレミアリーグで最下位のサウサンプトンが、セルティックの日本代表FW前田大然(25)の動向を追っていると8日付英スカイスポーツ電子版が報じた。

サウサンプトンのネイサン・ジョーンズ監督は、勝利したFA杯3回戦クリスタルパレス戦後の記者会見で、1月下旬に移籍市場が閉じるまでに3、4人の補強を目指していることを明かした。

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会に日本代表として出場した前田は、W杯決勝トーナメント初戦のクロアチア戦で得点を挙げた。クラブに戻っても、レンジャーズとのダービーマッチで先制点を決めるなど、好調を維持。横浜F・マリノスから完全移籍後、これまでに49試合に出場し、14得点をマークしている。

サウサンプトンの過去のセルティックからの補強は成功を収めており、フレイザー・フォースター、ビルヒル・ファンダイク、ビクター・ワニアマ、スチュアート・アームストロングのどの選手も中心選手となった。

また電子版は、サウサンプトンは、全北現代モータースの韓国代表FW曹圭成(チョ・ギュソン=24)に300万ポンドの入札を行ったと伝えた。チョ・ギュソンにはブンデスリーガのマインツからもオファーが届いているが、サウサンプトンよりも入札額が低いという。(A・アウグスティニャク通信員)