レアル・アンチェロッティ監督「新たな時代への転換期」6冠の夢途絶えた現在のチーム状況を評す

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(ロイター)

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(63)が現在のチーム状況を「ファンタスティックな時代から新たな時代への転換期」と評した。

Rマドリードは19日、国王杯4回戦でビリャレアルとアウェーで対戦する。この試合の前日会見に出席したアンチェロッティ監督のコメントを、スペイン紙マルカ電子版が伝えている。

アンチェロッティ監督は現在のチーム状態について「我々はけが人が出たことで少し影響を受けているが、それは予期せぬことだった。この時期、ベストコンディションでないのはごく普通のことであり、我々は今月を耐え抜く必要がある。誰もがRマドリードのことを死んだと見なしていると思うが、我々は明日の試合を重要だと考えており、冷静になり、自信を持って臨む必要がある」と説明した。

続けて「素晴らしい流れを過ごすチームと対戦することになるが、我々が諦めることは絶対にない。いつかは分からないが、この状況から抜け出すつもりだ。明日そうなることを願うよ。そんなに遅くならないと思う。このチームは今後も全ての大会を戦い抜くつもりだ」と意気込みを語った。

RマドリードはFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会前から徐々に調子を落としており、現在公式戦2連敗中。先日のスペイン・スーパーカップ決勝でバルセロナに完敗したことで、早くも今季目標に掲げていた6冠達成の夢は途絶えた。そんな中、バルセロナ寄りのメディアでは、この10年間で欧州CLに5回優勝しているRマドリードの素晴らしいサイクルが終わったと報じられている。

アンチェロッティ監督はそのことについて、次のように反論。「誰もがモドリッチ、クロース、ベンゼマの話をしているが、我々は若い選手が多数いて、今季加入した選手もいる若いチームだ。私は今、自分たちがサイクルの始まりにいると思っている。今はファンタスティックな時代から新たな時代への転換期だ。我々にはクロース、モドリッチ、ベンゼマなどが引退した後、このチームを引き継いでくれる選手たちがいる。サイクルの終わりではなく始まりだ」との見解を示した。(高橋智行通信員)